1.3番議員 佐藤明孝
(1)3期目の町政運営を担う考えを問う
過日の森町町長選挙において、太田町長が当選され、3期目を担うこととなりました。
町長は昨年9月の定例議会で、中根幸男議員の「2期目4年間の総括と次期町長を担う考えについて」の一般質問で答弁されています。その中で4年間の総括については、5本柱のまちづくりとそれを取巻く36の事業について、全て取りこぼす事無く取組んでいると答弁されています。また、3期目を担う考えについては、2期目の任期中に策定された各種事業や計画調査等を結実させたいと答弁されています。また、継続中の事業で今後成果が見えるものとして捉えた場合として、新田赤松線の整備促進やアクティ森の更なる活用、森林環境贈与税を活用した森林保全を挙げられています。そして、3期目4年間では、第9次総合計画の6本の基本柱に沿って「住む人も訪れる人も心和らぐ森町」の実現に向け取組みたいと述べられています。この答弁内容を踏まえて、次の点を伺います。
①2期目のマニフェストに掲げた5つの取組と 36 事業について、実績や達成度はどうか。
②やり残した事業を今後成果が見える事業として位置づけしているが、何をもって成果が見える事業とするのか。
③3期目任期中の令和7年度中に第9次総合計画が区切りを迎えるが、第 10次総合計画ではどのような施策を盛り込んでいきたいと考えるか。
④過日の町長選挙で、有効投票数の半数弱が相手候補者に流れているが、これは町長の2期8年間の町政運営に対する不信の表れと考える。町長は自らもリノベーションしながら町政運営に当たると表明されているが、課題をどこに捉え、どのような施策をもって、今後の町政運営に当たるか考えを伺う。
2.4番議員 平川勇
(1)三倉小学校の利活用について
森町の人口減少を全ての事業に考えるべきであるにもかかわらず、三倉小学校の利活用プロポーザルの審査結果の採用案に、疑問を感じます。
単に総合評価点が 50点を超えるからといって、ドックスポーツクラブで、地域住民の同意が得られ、また、この利活用で地域コミュニティの活性化につながるのでしょうか。以下、2点を質問します。
①今後、どのような進め方をしていきますか。
②本事業者では長期的運営が厳しいと考えますが、三倉小学校利活用について再考する考えはありますか。
3.11番議員 西田彰
(1)今後の人口減少対策の取組について
無風と思われていた選挙戦が一転激戦となった今回の町長選は、人口減少対策に伴う企業誘致や定住促進、子育て支援など争点となったが、具体的な提案は双方とも聞かれなかったし、町長所信でも「住みたい町、住み続けたい町」など3点が挙げられているが、具体的政策は何か、伺います。
①まずは選挙戦を戦っての感想を伺う。
②町長の所信表明を聞き、喫緊課題の子育て、住宅、企業誘致、地場産業育成等などの人口減少に対する具体策に欠けると考えるがどうか。
③このままであれば、人口減少は止められないと思うがどうか。
(2)学校給食のあり方及び学校給食の無償化について
給食無償化の取組が全国で広がりつつある。そこには人口減少対策としての子育て支援と教育無償化の意義を踏まえた基本に立ち返る姿勢がみられる。伺います。
①義務教育の一環である学校給食を無償化する考えはあるか。
②地産地消を言われるが、地元産食材はどの程度取り入れているか。
③無償化実施には、予算の恒久化が必要といわれる。近年伸びているふるさと応援基金を活用してはどうか。
(3)能登半島大地震の教訓をどのように活かすか
能登半島地震の災害後の混乱は、孤立地域が複数確認され、住民に大きな不安を与えることとなった。本町でも三倉地区、天方地区でもその可能性は否めない。同地区では、防災ヘリ等発着場所の確保も難しいと考える。伺います。
この能登半島大地震の教訓をどのように活かしていくのでしょうか。
4.5番議員 川岸和花子
(1)子育て世代の移住定住政策は
三期目の太田町政が始まり、第9次森町総合計画「住む人も訪れる人も心和らぐ森町」の将来像実現に向けて、令和6年度の予算が審議されているところです。
その中でも移住者、定住者に選ばれる「住みたいまち、住み続けたいまち」のまちづくりとして、「第2子以降の保育料無
償化」や「森っ子就学応援事業」などが予算計上され、子ども子育て支援の充実が図られています。それと同時に、支援を受ける対象者を増やしていく政策も進めるべきだと思います。
①戸建て住宅を増やすことも重要ですが、若い子育て移住者向けの賃貸住宅を用意して呼び込んではいかがでしょうか。
②袋井市春岡地域と隣接した飯田地区は、生活も便利で住宅を増やしていくには最適な地域だと考えるため、道路の拡幅整備や、住宅地への整備などを進めてはいかがでしょうか。
5.2番議員 清水健一
(1)3期目のまちづくりについて
所信表明において、目指す姿の実現に向けた3本柱と実現するための6つの施策について公約の説明を聞き、詳細は委員会
で確認した。町民の多くから、選挙後の町づくりについて質問が寄せられた。
①選挙結果を踏まえて、町が二分することがないようにしていただきたいがどうか。
②公約の実施を、町民にどのように示すか。
(2)開票翌日の新聞記事について
開票翌日の記事に「8年ぶりの選挙戦を制した太田氏は、有権者は正しい判断をした。公約に掲げた町づくりを進めたい」と語ったとあります。
正しい・正しくないという判断は個人の自由だと思いますが、正しいとは、何が正しいのですか。町長の発した意味をお聞きします。