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令和6年12月定例会で行った一般質問の動画を公開しました。

1.5番議員 川岸和花子

(1)災害時のトイレ対策について

 「安心・安全災害に強い、地域防災力の高いまちづくり」のために質問する。

 地震など発災時、トイレが使用できなくなることが多い。

①令和6年6月一般質問において簡易トイレなど、町民への配布も検討されるとの答弁があったが、その後の進捗状況を伺う。

②災害時のトイレパニックを避け、快適なトイレを維持するためのトイレ計画が必要であると考えるが、どうか。

 

(2)看護・介護人材確保に対する考えは

 「みんなで助け合う健やかな町づくり」のために質問する。

 森町は人口減少と高齢化が進み、高齢者世帯が増え続けており、更に高齢者の独居も増えている。

 今後団塊の世代が後期高齢者になり、在宅での看護や介護が更に増加していくと考えられる。

 現在、森町病院や訪問看護ステーションなどでは、職員の不足を相互に連携して補いながら業務を行っていただいていることは森町ならではの協力体制だと思う。しかし、後進の育成や若年のスタッフの確保の課題が常態化している。

 今後需要が増えると思われる訪問看護、介護に対応するための人材の確保に対する考えを伺う。


2.3番議員 佐藤明孝

(1)中学校部活動地域移行の状況について

 中学校部活動地域移行については、文部科学省やスポーツ省が、部活動改革のため学習指導要領解説に部活動ガイドラインの見直しを図る等して、学校と地域クラブの在り方を示す方針で計画がされている。また地域移行に関しては課題も多いが、これらの問題点等につき、次のとおり伺う。

①令和4年9月議会で、平川議員の質問に対し「令和7年度を目途に休日の部活動を地域移行し、持続可能となるような体制づくりを進める。」と答弁されているが、現在の進捗状況はどうか。また、本件に関連した協議会が開催されていると思うが、同会議で方向性や将来の計画は示されたのか。

②磐田市教育委員会並びに掛川市教育委員会は、部活動地域移行に関し、課題である指導者確保のため、指導者バンクを設けその確保に努めており、指導者登録がある。森町における指導者確保のための取組はどうか伺う。

③掛川市には、公認地域クラブが39あるが、2026年夏ころには70超になるものと見込まれている。森町には現在いくつの公認地域クラブが登録されているか。また、今後公認地域クラブの登録予定はあるか伺う。

④近隣市は2026年夏ころを目途に中学校の部活動を廃止して、地域クラブに完全移行する計画があるが、森町として完全移行する計画はあるか。また、完全移行する場合は、部活動と学校教育の関係はどのようになるのか伺う。

 


3.6番議員 岡戸章夫

(1)山林の買取り制度について

 近年、山林所有者より所有する山林を森林組合や町に寄附したい、または買い取ってくれないかとの声が聞かれるようになった。この背景として

①所有者が森町から離れ、実質的な山林管理ができないとのこと

②代々山林を受け継いできた所有者が、木材価格の低迷により山林の所有が負担になっていること などがあり、全国的な問題となってきている。

 そのような中で兵庫県佐用町では、このような問題解決策として「佐用町町有林化促進事業」と称した山林の引取り事業が進められている。

 調査させていただいたところ、とても良い制度と認識したので、森町でも導入できないか町長の考えを伺う。


4.11番議員 西田彰

(1)マイナ保険証利用に伴う紙の保険証廃止による町民への影響について

 12月2日をもって「紙の保険証」が発行停止となった。政府はマイナンバーカードの取得は「任意」と法律でも謳っている中で、いわば強制的に紙の保険証廃止を強行した。マイナンバーカードのもつメリット、デメリット以上に保険証のカードひも付けは多くの国民、町民に不安を与えていると思う。伺います。

①カード取得が法律でも任意となっているものをいわば強制的に「マイナ保険証」とすることに行政(首長)としてどのような認識でいるのか。

②森町のマイナ保険証取得割合と利用率はどうか。

③町民の皆さんは森町病院をはじめとして町内外の様々な医療機関に受診、健診に行かれる。紙の保険証は1年間、一部を除き使用できると思うが、そこでのトラブル、例えばカード認証不可等、どのように対応していくのか。

④町民の健康に関わる問題である。行政としても紙の保険証存続を各市町と連携して要望することはできないか。

 

(2)災害用指定井戸について

 能登では大災害で断水がおき、長期間続いた。このような事態を想定し、個人、民間の企業が所有する井戸を利用できるように「災害用指定井戸」という対応をとっている自治体がみられる。伺います。

①森町でも「指定井戸」を確保する対応はできないか。

 


5.2番議員 清水健一

(1)町内学校の暑熱対策について

 8月13 日県発表によると、熱中症警戒アラートの発令が過去最高の31 回と発表した。町では教育委員会から校内での暑熱対策指示はされていたが、下校時の状況については、住民から心配の声が上がっているので、以下について伺う。

①下校時の対策について課題があると思うが、どうか。

②飯田小児童が下校時、バス乗車後気分を害した事例があったと聞いたが、その対応と他校への横展開はされたか。

 

(2)町政への関心を上げる方策について

 町政への関心を表す指標として、投票率などがあると思うので伺う。

①投票率を上げる方策は何かとっているか。

②議会傍聴を希望する車いすや足の不自由な方への対策が不足していると思うが、考えはあるか。

 

(3)森町上水道の安全について

 有機フッ素化合物(PFAS)が水源に流入し水道水から高濃度のPFAS が検出されたと報道があった。その後の検査で静岡県の水道は国の暫定目標値内であった。そこで今一度検査結果を伺う。

①森町水道水の検査結果はどうか。

②簡易水道施設についての結果はどうか。

③過去の検査結果から、傾向はあるか。