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令和5年12月定例会で行った一般質問の動画を公開しました。

1.1番議員 増田恭子

(1)文化財保存活用地域計画策定の進捗状況について

 町が推進している「遠州の小京都まちづくり」は、遠州の小京都リノベーション推進計画・森町景観計画等の町が取り組んでいる施策を着実に進めていくことで見えてくる「森町の未来像」だと思います。中でも、文化財保存活用地域計画は、町内に残る貴重な財産である文化財を保存活用し、まちづくりに活かしていくための根幹となる施策と考えます。令和3年6月定例会一般質問において、策定計画のスケジュールと令和6年頃を目処に文化庁へ申請する予定と答弁されています。

そこで、以下の点について伺います。

①策定にむけた協議会は何回開かれたのか。

②現在の具体的な進捗状況は。

③町指定文化財の確認・見直しをする予定はあるか。

 

 


2.3番議員 佐藤明孝

(1)保育園において不足する保育士対策について

 森町においては、民間保育園プティが開園し、既に保育が開始されている。保育園は預かり時間が早く、引き取り時間も考慮されていることから保護者には選ばれている現状である。また、過日の同報無線では、町長自ら「待機児童が0人となり、受け入れに関しては、多少の余裕が生じている。」との放送がなされている。

 しかし、現在の施策では、子どもを保護する親に対する対策が先行している感があり、実際に子ども達の保育を担当する保育士に対する対策が遅れている状況と考えられ、また、現在は保育士の数が絶対的に不足しているものと考えられる。実際には、入園が内定していた園児が、保育士不足で入園を断られたケースが生じていると聞いた。

 親が安心して子どもを預けることができる保育園の存在は、子育て世代に永く住んでいただく意味においても、次世代を担う子どもを育てる意味でも、町としては重要な施策と考える。

 以上のことから、以下の3点について伺う。

①町が把握している町内保育園の保育士の配置状況は。

②保育士が不足していると考えるが、当局の見解は。

③今後ますます保育士の不足が進むと考える。それに対する効果的な施策は考えているか。

 

(2)子育て世代を対象にした移住者誘致対策について

 森町に永く住んでいただくための施策として、子育て世代を対象とした移住者の誘致が人口減少抑止にも効果的とも考える。

 この施策に関しては、住宅地の提供や空き家の利活用が効果的と考える。また、当局として町の中心部の空洞化を解消する意味でも、空き地や空き家を利活用する等、スピード感をもって取り組んでいただきたいと考える。

 以上のことから、子育て世代を対象とした移住者の誘致対策として、具体的に考えていることはあるか伺う。

 


3.6番議員 岡戸章夫

(1)慰霊碑の管理をどう考えるか

 森町には20の慰霊碑や慰霊塔が現存している。古くは明治時代に建立されたものもあり、これまで遺族会の方々が、中心となり祀られ維持管理されてきているが、代替わりなどで遺族会から抜けられる方も増えてきており、草刈りなどの管理が難しくなってきたとの声がある。そこで、慰霊碑や慰霊塔等の今後の管理について町はどのように考えているか伺う。

 

(2)行政視察を踏まえた今後の町政について

 11月13日から14日にかけ、常任委員会の所管事務調査として、町長にも同行して頂き、茨城県境町に行政視察に伺った。境町では、橋本町長が就任した当時、少子高齢化や人口流出など多くの問題を抱えていた町であったが、わずか9年間でふるさと納税を3,000万円から本年度予側で60億円に迫る実績を上げ、それを原資に街中の自動運転バス、英語教育に特化した教育、道の駅の刷新、若者向けの住宅の建設、企業誘致など数々の施策を実施し、全国トップクラスの自治体まで押し上げた。人口規模は森町より大きいものの、それまで疲弊していた町をわずか9年で蘇らせた手法には、大きな衝撃を受けた。

 そこで、ほぼ同じ8年を務めてきた町長として、今回の研修でどのように感じ、森町と境町との差は何と考えるか。

 


4.5番議員 川岸和花子

(1)森町の森林対策事業について

 森町総合計画の緑豊かな自然あふれるまちをつくる、そして自然環境と共存するまちをつくるという観点から質問する。

①令和6年4月から森林環境税の徴収が始まることに先立ち、令和元年から森林環境譲与税が交付されている。町では計画的にそれを活用し、林道の整備や森林整備の意向調査、整備基金への積み立てなど進めてこられた。現地調査を経て、間伐などの整備はどのように進んでいるのか。また、令和6年度以降の計画は。

(2)近年の災害や河川の荒れ方を見ると、森林の公益的保全機能が弱くなっていると感じる。地道に間伐を進め、光の入る明るい森を目指す必要がある。

 そこで、間伐材などを有効活用するためにバイオ炭事業や、木質バイオマス発電などを検討し、国の認証するJ クレジット登録を目指してはいかがか。

(3) 森林の経済的活用や今後の保全を考えると、外部の企業や組織、専門家などの協力を得る必要があると考えるが、町にそのような意向はあるか。


5.2番議員 清水健一

(1)ふるさと納税の実態を伺う

①森町に対するふるさと納税額は、どのように推移していますか。

② ふるさと納税の使途別実績は、「移住交流促進活性化事業」「遠州の小京都まちづくり事業」「子育て・教育関連事業」「町長におまかせ」です。

 ふるさと納税は、ふるさと応援基金に積立てて各事業の実施に活用していることは承知しているが、町民からは詳細がわからないと聞きます。

 令和4年度だけでも4,014 件ありますが、どの情報を見れば詳細を把握できるのでしょうか。

 

(2)ロールプレイングトリップinモリマチの現状を伺う

2017 年7月にプレスリリースで、新サービスとして銘打った体験型ARゲームですが、シティプロモーション事業の一環として立ち上げて5年以上経過しているが、現状はどうなっているのか。また、現状に対する当局の評価はどうか。