1.3番議員 佐藤明孝
(1)学校跡地利活用に伴う獣医学専科の誘致について
静岡県には14もの国立並びに公立及び私立大学が存在します。しかし県内大学には、獣医学部が設けられている大学はありません。獣医師を目指す学生は全て県外の獣医学部が設けられた大学で、6年間の勉学に励まなければならない状況です。
ここで当局に伺いたいのは、静岡県下で初めての獣医学専科の誘致の考えがあるかどうかと言うことです。森町は令和2年3月以降泉陽中学校、三倉小学校、天方小学校の3校が廃校となり、当校に対する利活用が急務となっています。
一昨年に実施された利活用に関するアンケート結果には、大学や専門学校等の設置に関する希望が寄せられ、更に過日開催された第6回利活用検討委員会において、町の方針として3校の基本的方針が決定されました。特に、その中の泉陽中学校跡地の利活用方針には、教育の振興が含まれています。
この様な現況から、学校跡地利活用に獣医学専科の誘致を推し進めるべきと考えますが、当局の見解を伺います。
2.11番議員 西田彰
(1)補聴器購入に補助制度の拡充を!
年を重ねる中で体力の衰えと共に気になるのが耳の聞こえ、すなわち難聴の症状ではないでしょうか?加齢性難聴により友達や趣味の集まりでも会話がしにくく外出控えにつながり、うつや認知症などリスクが考えられます。高齢化率36%の森町ではかなりの高齢者が難聴に悩まされ、すでに補聴器を使用されている人も多くおられるでしょう。一方では収入が限られる高齢者は高額な補聴器の購入をためらう人もいると思う。
伺います。
①現在、心身に障害のある方への補聴器購入補助制度はありますが、高齢者を含めた補助制度の拡充をしてはいかがでしょう。
(2)台風15号による田畑被災農家への聴き取り調査の詳細と来年度作付けの保証はできるのだろうか!
①被害の状況はそれぞれの担当課から議会に報告されており状況は把握できる。国、県、町の補正予算も組まれる中で、問題は被災農家への聞き取りと来年度の水田作付けが保証できるかである。現状を伺います。
②特に被害の多い山間部の農家の皆さんには大きな傷跡となっている。支援は大丈夫なのだろうか?
(3)来年度からの水道料金値上げを見合わせるべきだが対応を伺う
すべての消費物価が高騰している。公共上水道料金の値上げはすでに決定しているが、「水道料金お前もか」と言わざるをえない。
せめて町民負担が落ち着くまで上水道料金値上げを延期すべきと考えるがどうか。
3.2番議員 清水健一
(1) 森町まち・ひと・しごと創生総合戦略の進捗状況について
基本目標3「しごと」をつくる ~人を活かす~の目標値を、令和7年に町内事業所従業員数9,000人としている。しかし従業員数は各事業所の体力や経済情況に左右されるものと認識している。目標達成には、企業誘致と、地場産業・既存産業の活性化であることは理解していることを踏まえて伺う。
基本目標3の現状と進捗状況を聞く。
(2)企業退職者による中小製造事業所支援について
貴重な経験やノウハウを有する、企業退職者をアドバイザーとして登録し町内事業所へ派遣するシステムは、企業体質が強化され森町の産業の活性化が図れると考える。そこで伺います。
企業退職者が中小製造事業者を支援する活動拠点として、仮称森町企業OB人材センターを設置してはどうか。
4.6番議員 岡戸章夫
(1)大河ドラマ「どうする家康」にむけた取組は
令和5年度からNHK大河ドラマ「どうする家康」の放映が始まる。これに関連して、ドラマの主な展開地域として静岡県西部地区では、観光誘客等を目的とした様々な取組がされている。
森町でもアクティ森でのグッズ販売や人形の展示、戦国夢街道の整備などに取り掛かっていると思うが、今一つ盛り上がりに欠けていると感じる。
そこで改めて、現在の取組の進捗状況と、来年度の取組についてどのように考えているか伺う。
(2)「はじめての防衛白書」の活用について
防衛省では、わが国の防衛の現状とその課題及び取組について周知をはかる目的として、毎年防衛白書を刊行している。しかしながら、本編だけでも514ページにも及ぶ膨大な量であり、大人であっても難しい内容となっている。
一方で、国の防衛の現状については子供たちをはじめ、若年層にも理解をしてもらいたいことから、防衛省では令和3年度に小学校高学年からでも読める「はじめての防衛白書」を作成した。日本の現状と取り巻く環境等を含め、子供たちにとって大変分かりやすい言葉でまとめられており、とても良い教材と考える。
そこで、以下について伺う。
①小中学校において戦争や国防については、教育過程の中でどのように扱われているか。
②森町の小中学校で「はじめての防衛白書」を教材にとり入れたらどうか。