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ボランティアで活躍されている女性の皆さんと意見交流しました

 森町議会は7月2日、現在ボランティア等で活躍されている女性の皆さんとの意見交流会を開催しました。

 会場は町民生活センター、各種団体から総勢38名の方にご出席いただき、三班に分かれてご意見をいただきました。

 

 平成28年度から議会独自で調査研究している人口減少問題対策、子育て世代の方達と勤労現役世代の方達にそれぞれテーマを決めてご意見を伺ってまいりました。

 いただいたご意見をもとに常任委員会で調査研究を重ね、第一第二それぞれの委員会から、町に対して提案や提言書を提出しました。

 今年度は「①少子化及び超高齢化社会の現代における森町の問題、課題は何だと思いますか。」「②元気な森町を維持していくためには、何が必要だと思いますか。」の二つの設問を用意して、意見交換しました。

 それぞれの班で出されたご意見をご紹介します。

 

 

①少子化及び超高齢化社会の現代における森町の問題、課題は何だと思いますか。

  • 森町の若い人が町から出て行っている。働く場所や学校への進学によると思う。
  • 若い人で結婚しない人が多い。
  • 子供を大学にいかすため、子供の人数を少なくしている。
  • 森町は、アパート代が高い。
  • 土地が有っても森町の人は売ってくれない。
  • 子供の医療費が袋井より高い。
  • 公共交通の便が悪い。
  • 町の中心部は、老人が多いのに、公共交通の便が悪い。通院に不便である。
  • 元、雇用促進住宅も民間に移行しリフォームされたが、入居する人が少ないし、その為か駐車場の代金も値上げされた。宣伝がされていないのではないか。
  • 高齢者には、バスが不便で、病院に自転車で30分かけて行く。(向天方在住)
  • 若い人が他の地区に移住して行く。
  • 二世帯住宅にしたいが土地もない。
  • 新聞等で学校の統合が発表された。学校がなくなるとその地区がさびれるのではないか心配だ。(東組)
  • 若い人は増えたが、地元の人との交流は減少している。(大門上)
  • 学校統合で、三倉地区の今後が心配である。
  • 少子化が進んでいる。
  • 交通の便が悪い。
  • 買い物の店が無い。
  • 三倉は、空き家が増えている。
  • 袋井市は人口が増えているが森町は減少している、原因は働く場が少ないからなのではないか。
  • 森町周辺の市町(地区)の若者は、森町の事を知らない人が多い。
  • 広報もりまちに出生、お悔やみ欄、戸籍の窓を復活して欲しい。下田市には載っている。新聞を購読する人が少なくなってきていて、情報が分からない。
  • 半夏生に行く道、森町の観光施設に行く道が狭く道路の整備が必要である。
  • 森町の高齢者の方で、町内の観光施設を何十年も見ていない人が居ると聞いた、交通の問題が有って行けない。
  • 人口減少の理由は、死亡、出産、子育て等様々な理由で出て行ってしまう。
  • 町内のショッピングセンターで働く人、浜松から来ている人が多く、森町の人は町内で働いていない。働く場所が無いのではないか。
  • なんで人口が減るのかと思う。
  • 免許を返したら病院の近くに住むという人も居る。
  • 子供が少なく子供の声が聞こえないので心配。独身男性が多いことが心配。
  • 桜御前を知ってもらうために、桜の植樹等の活動をしていたが続いていない。
  • 新聞に森町の記事が少ない。町外の人は、森町をアクティ森、トウモロコシ、小國神社位しか知らない。
  • 町の行政と観光案内所がバラバラに感じる。
  • 駅を降りても足が無い(公共交通機関)、食べる所も無い、小京都を聞かれても分からない。
  • 遠州森駅に行ったら個々の施設のパンフレットしか無かった。
  • クレーマーがいて先生方も苦労しているのではないか。
  • 食推協に若い人が集まらないし、料理については買ってくればいいよと言われる。
  • よそができてなぜ森町ができないのか?
  • 免許証の返納は問題で自由に運転ができることが気持ちの上で必要なこと。
  • 車の運転が出来なくなったら家から出られなくなり生活範囲が一気に狭くなる。運転ができ外に出るから楽しみもあり社会と交流ができるが、社会と断絶することになり生きがいがなくなるのでは。どうしたら社会との交流が保てるのか。
  • 女性の社会進出に伴い婚期が遅れてしまうケースが多い。
  • 結婚したい気持ちのある人はいるが、昔のようにお世話をする人が少なくなった。
  • 女性が子供を産まないのは女性だけの問題ではない働く場がないので街に出た子供が戻ってこないなど問題はひとつだけではない
  • 人口減少は長男が家を継ぐという昔の考えが薄れているからではないか。
  • 共稼ぎで子育て中の親は学校や幼稚園などでで子供が熱を出した時などすぐに迎えに行けない。
  • 街中のお店も閉じてとてもさみしい。小京都といってもせっかくの雰囲気がなくなって行き残念。
  • 高齢者は頑張っているが次に続く人がいない。

 

②元気な森町を維持していくためには、何が必要だと思いますか。

  • コミュニケーションの場が減少している。コミュニケーションのとれる町でないと、人は入って来ないと思う。コミュニケーションの場を増やすべきだ。(園田)(大門上)
  • 三倉地区には、アリーナのような運動機具がない。アリーナに行くのに遠い。みやま荘に一つか二つ、設置して欲しい。(三倉)
  • 空き家も多いが、利用者を増やして欲しい。(三倉)
  • 学校の問題は、都会から子供を呼ぶことはできないか。
  • 農地転用し、工場、企業を誘致すべきだ。(円田)
  • パーキングエリア周辺の草刈りや清掃の回数を増やして欲しい。(円田)
  • 遊休農地が増えている。対策を考えるべきだ。(円田)
  • ケアハウスの建設を
  • 「みやま荘」のように皆さんで話せる場が大切だ。(三倉)
  • お年寄り等も含め、同報無線で体操などを流し運動の啓発をすべきだ。(大門)
  • 以前、体操のCDが配布されたが、公民館には再生する設備がない。設備が必要である。
  • 学校の統廃合は、空いた公共地の開発も同時にすべきだ。
  • 養育の場、一時預かりなど、袋井市のファミリーサポート・1時間600円位で預かる施設を森町にも設置すべきだ。
  • 森町には、神社、仏閣など文化拠点が多くある。もっと発信すべきだ。
  • 森町は、自然環境が良いので、もっとPRすべきだ。
  • 森町には、道の駅が無い。企業と協同で道の駅を作り、町の特産品等をもっとPRすべきだ。
  • 町の商店やスーパーを町や住民が利用し、守らなければいけない。(向天方)
  • 働く場所、教育環境、道の整備を進めるべきだ。
  • 生活している人の潤いが必要である。
  • 移住する人も少なく移住するには結婚子育てする世代が住みやすいまちづくり必要。
  • 豊田合成やヤマハ等大きな企業が有るが、会社の若い人に直接会社に出向いて森町に住んで欲しいとPRしたらどうか。
  • 患者バス、通院に困っている人が居る、生活の足も考えて欲しい。
  • 毎年秋葉バスに2、3千万円程出しているが、10年で3億円位消えている。秋葉バスを止めてこの3億円のお金で町内運行バスにしたらどうか。今年中に実施してもらいたい。
  • 6月議会のときに町営バス事業の改善要望書を、森町病院友の会で町長と議長に提出した。大河内線は400万円掛けて運賃収入27万円と聞く。町内運行バス最優先でお願いしたい。
  • 生涯掛けて教育していくこと、人づくりが必要だと思う。
  • 森町は観光が大事といっているので、観光に力を入れ、森町の良さを知ってもらうこと。
  • 小京都の説明が出来ないので、舞楽、お寺、お宮も花もあったりするので観光の拠点を作って欲しい。
  • 舞楽も貴重だと思うので、動画等が見られるようになればと思う。
  • ウォーキングで行ったが、ききょう寺等いい所がいっぱい有るので、PRの方法が有るといいと思う。
  • 神社仏閣、舞楽、観光案内所との連携をしたらいいと思う。
  • 森町には大きな木が有る、大木を簡単に伐採しているように思う。大切にしければいけないと思う。管理をしっかりするために役場に樹木医が居たらいいと思う。樹木を粗末にして欲しくない。大木はしっかり残して行って欲しい。
  • 森町外の人から「森町はいいまち」だと褒めてくれた。森町病院に行って助かったという声を3人位から聞いた。院長や職員が受け入れてくれた。
  • 森町全体の観光パンフレットを森町の各施設に配布しておいて欲しい。
  • 先日ウオーキングのときに隋松寺でお茶の接待をしたが、今年は多くの人が来た。もっとPRをしてお客さんを呼んで欲しい。
  • 柿ワインが低迷しているので次の物産を考えないといけない。
  • 昔から嫁、姑の問題は有った、時代は変わっても家庭での会話が大切、元気が出るのではないか。
  • 地域の高齢者の人が特技を生かした先生になって、若い人に来てもらい煮豆、漬物の作り方を教えて貰ったらどうか。
  • 食べる物のない時代を通って来た人の知恵がいっぱい有るのでのこせたらと思う。
  • 安全に運転してもらうためにドライブレコーダーを配布し、そのデータを元に運転者の弱点を認識してもらう安全講習をできないか(他市での事例あり)
  • 100円サロンをやっているが会場まで来れない人がいる。バスが出せないか?
  • 安心して子供を預けられる制度を充実すれば結婚も進むのでは。
  • テレビでやってる婚活の企画を森町でもやって欲しい。
  • 企業やJAなどが社内でも婚活に協力をしてくれたらいいのに。
  • 山の奥で産まれたが子供の教育のために家族で森町に出てきて良かった。家族何世代でも一緒に生活できる環境(働く場など)が必要では。
  • 施設内でちょっとした子供の治療ができる場所があるといい。
  • 5人子供を産んでみんな森町に住んでいる。自分のやりたいことは減るが孫たちの面倒は全部引き受けていて、子供や森町のために少しは貢献していると思う。
  • 観光客は増えているので街中にも足を運んでもらってお金をおとしてもらうようにして欲したらどうか。
  • 家族みんな森町が好きだ。みんなが集まってくるような森町にしていかないといけない。
  • 耕作放棄地などを法人化した団体が活用し、高齢者などを雇用したらどうか。
  • 高齢者の雇用の場を考えたらどうか
  • 花の会など色々な機会があれば積極的に出てゆくことが、人生豊かになる。
  • 男性も含めてボランティアに参加しやすい雰囲気を作って欲しい。
  • 男の人はサークルやクラブに出てこないが、防災などいざという時は必要なのでもっと出てきて欲しい。
  • 時間があってやる気があり活動の場があれば、定年後の人が頑張れるのではないか。そのためには体を鍛える場がもっと必要なのでは。
  • 小中学校の統廃合の話が出て地域で戸惑いが多い。地域に配慮して欲しい。
  • 統合はしかたがないと思う反面、地域の衰退を進める。これだというものが思いつかないが安心して楽しく年がとれるといいなと思う。
  • 街が元気になるには若い人を呼び寄せるしかない。若者が増えること。
  • 高齢者は多少の自分の楽しみを持ち体を動かすこと位でいいのでは。