岡戸　章夫

　今、若い世代のみなさんに伝えたいことがあります。私は若いころは町政には関心がありませんでした。というか、行政について考える必要を感じず、仕事や日々の暮らしで満たされていたからだと思います。50歳、60歳を超えてようやく「あれ？森町ってこんなだっけ、うちの地区ってこんなになっちゃってたんだ」と気が付くわけです。まことに恥ずかしい話です。そんな反省と申し訳なさを含めて、せめて残りの時間を次世代の為に出来ることをやっていこうと議員に挑んでいます。 

 さて、議員の仕事は何かと考えた時に、昔はその威厳を持って事を進めた時代もあったのかもしれませんが、現代では「論理的に根拠を明確にして、実現可能な政策を構築すること」と考えます。それがこれからの議員に求められる姿ではないでしょうか。大切なのは戦略と戦術思考です。

　その中で、以下は私の信条です。

＊批判が仕事と勘違いするな・・・批判はうんざりです 

＊提案だけで満足するなかれ・・・それだけじゃだめ

＊結果を出せる議員たれ・・・・・ここまでやりきらないと 

　次に現在取り組んでいる「３つの柱」です。

①企業誘致・産業振興を

 ・インター周辺の開発プロジェクトを支援・・・森町民にとっての悲願です

 ・中山間地の課題解決に着手・・・経済的にも心も豊かに

②廃校の跡地活用に道筋を 

 ・未来に向けて夢のあるアイディアを・・・森町のポテンシャルを引き出すチャンスです

③迫りくる自然災害に備え

 ・防災と減災に向けさらなる予算付けを・・・予算に限りある中新しい発想と視点が必要です 

 課題をあげれば両手両足でも足りません。まずは、生活の基盤と町民の安全安心があってこその繁栄です。

　人口減少問題、少子高齢化問題、子育て問題、産業振興問題、環境問題など、あらゆる問題は繋がっています。会社員時代に培った、問題解決の考え方と手法を用いて、これらも一つ一つひも解いてゆきたいと考えます。 議員は行政の監視役ですが、議会と行政は両輪でもあります。批判ではなく、どうしたら解決できるか、どうしたら突破できるか、一緒に考え、ともに楽しく（ここ大事）、ふるさと森町の未来を切り開いてゆきましょう！